2021年現在で8歳の息子はウキフカセ釣りを始めてからすでに50cmクラスのボラを10匹は釣りあげています。
安い磯竿と安いリールさらに安いコマセを使っていますが釣りを満喫しているように感じています。
ボラが掛かれば磯竿を綺麗な半円形に曲げてYouTubeかと思うぐらいのファイトを楽しんでいます。
そんな息子のタックルを紹介します。
私の甲斐性がないため(泣)ほとんど安物を使っていますが、漁港や防波堤で釣れるサイズの魚なら問題がないはずです。
釣りを始めて釣りの楽しさや奥深さを感じて、ちょい投げやサビキ釣り以外の釣り方に挑戦したくなった方は参考になるはずです。
安くても楽しめることを知ってください。
ハマりすぎると、釣具はどんどんと高価なものが欲しくなってしまいますが、まずは安いものから試してみましょう。
釣具がステップアップしたときに良いものの価値が分かりやすくなるというメリットもありますので。
では本題に入りましょう。
目次
ボラ釣りタックル-ウキフカセ釣り用
ボラは主にウキフカセ釣りで狙っているのでウキフカセ釣り用のタックルです。
- 竿 - 1号磯竿 [HIBIKI ISO FUKASE-EX 1-360 (TAKAMIYA H.B concept)]
- リール - スピニングリール2500番 [アリビオ2500 (シマノ)]
- ライン - ナイロンライン1.7号 [ベイシス磯 (シマノ)]
- ハリス - フロロカーボンライン 1号 [フロロマイスター320m巻 (シーガー)]
- 針 - グレ針5号 [掛りすぎ口太5号(がまかつ)]
- ウキ - 円錐ウキ浮力G2 [TGウェーブマスター Sサイズ (DUEL)]
- ウキ止め- ゴムウキ止め [道具屋 うき止めゴム SS (SASAME)]
- ウキストッパー - ふかせウキゴム [ふかせウキゴム イエロー (釣研)]
このタックルで30cmぐらいまでのメジナやアイゴを釣ったりもしています。
子連れで行けるような釣り場ならほぼ全ての場所で大丈夫でしょう。
むしろ道糸を1.5号、ハリスを0.8号にしても良いぐらいです。
ただ、針掛かりさせたなら釣り上げさせてあげたいので余裕を見て上記の仕掛けにしています。
実は息子の磯竿は先端部分が裂けてしまい修理しています。
でも、その修理のおかげで強くなったような気がしています。
私の使用しているリバティクラブ磯風も先端部分を自分の不注意で折ってしまい修理しています。
竿って意外と修理ができるので、もし壊れた場合も買い直すのではなく一度は修理を検討してみてください。
仕掛け
- ウキ: 固定の半誘導仕掛け
- ハリス: 50cmぐらい
- ウキ下: 50cm~1m50cm
- ガン玉: なし
今回の記事で紹介しているのはコマセで寄ってきた見えているボラを釣ることを狙っています。
なので表層付近で漂っているコマセに付けエサを紛れ込ませるのでハリスは極端に短くしています。
コマセを撒いて仕掛けを投入して待っていれば釣れることもありますが、リールを巻いたり竿を持ち上げたりして誘いをかけてあげるとさらに釣れる確率があがります。
正直なところ最初は息子がやっていて、私はウキ釣りなのにリールを巻いたりするのは邪道だろうなんて思っていたのですが、やってみたらよく釣れます(汗)
邪道だなんだと言っている前に試してみることが大事だと息子から学びました。
付けエサ
付けエサは、オキアミかコーンです。
オキアミを使っておけば間違いありません。
あえてコーンを用意する必要はないでしょう。
ただ、我が家が初めて50cmクラスのボラを釣ったのがコーンだったので紹介しておきました。
激安コマセ
激安コマセは他の記事でも紹介している作り方でOKです。
ボラだけを狙うなら本当に「ヌカ」と「フィッシュアミノ7」だけのコマセで寄ってきます。
オキアミは付けエサ用を取り分けてから余った分だけをいれるぐらいで十分です。
私は3kgのオキアミブロックを買ってきて、それを6等分から8等分にして冷凍しておきます。
釣行の前日に分けておいた一つ分を解凍して付けエサと余りをコマセに混ぜます。
この少量のオキアミとほぼヌカの激安コマセだけで、平塚のボラや湯河原海浜公園でのメジナが釣れています。
釣り方・誘い方
ボラはコマセを撒くと表層を群れで泳いで集まってきます。
最初は仕掛けを投入する前後にコマセを撒いて待ちます。
しばらくたってもアタリがないようでしたら、誘いをかけて食わせます。
食わせ方は、まずは仕掛けを少し遠目に投入します。
仕掛けより手前にコマセを2~3杯撒いてボラを寄せます。
投入しておいた仕掛けをコマセの中を通るようにゆっくりと巻いてきます。
あまり不自然にならないように通してくると、ウキが少しだけ沈みます。
すかさず合わせを入れると、ずーーんとした重さが乗ります。
針に掛かれば楽しいファイトの始まりです。
50cmクラスであれば紹介したライン(1.7号)とハリス(1号)で十分に釣りあげられるので慌てずにゆっくりとやり取りを楽しみましょう。
びゅんびゅんと泳ぎ回るようなことはないので、周りの方たちの迷惑にならない程度に泳がせましょう。
余裕があるときにリールを巻いて、水面まであがってきたら少しだけ海面から出るようにして空気を吸わせましょう。
空気を吸うと大人しくなっていくので、パクパクしだしたらタモ入れして大丈夫でしょう。
今回の記事で紹介した道具
50cmクラスのボラでもあげられます。
かなり竿がしなって楽しめます。
我が家はアリビオというモデルですが、廃盤になってしまったので後継機種を紹介します。
ウキフカセ用のリールには全てこれが巻いてあります。
ハリス用として売っているフロロカーボンラインは高いので320mボビン巻のこの商品がおすすめです。
我が家ではこれを使っていて、実際に釣れていますので安心してください。
ちなみに、漁港や堤防であれば1号で全く問題ありませんが、テトラ付近や根があるような場所では1.2号もしくは1.5号を選びましょう。
グレ針のど定番です。
5号を基準として4号~6号ぐらいまで揃えておくと使い分けができて便利です。
円錐ウキの定番にしてリーズナブルでくせのない使い心地で最高です。
浮力は水深のないところや潮の流れが穏やかところでは0号からG2がおすすめです。
流れの早いところや風の強い日でも釣りをするぜっていう方は浮力の高いB~3Bを選びましょう。
最初から自分にぴったりのウキを見つけるのは難しいので、始めに基準となるウキを決めて使い続けてみましょう。
そうすると、こういう状況ではもうちょっと浮力をあげて重いガン玉を打ちたいとか、ガン玉を打ちたくないけど浮力を海面ギリギリ浮くぐらいに抑えたいなーなどがでてきます。
そういった考えができるようになってから2個目3個目のウキを買うようにしましょう。
ウキを止めて狙うタナ(深さ)を一定にするための道具です。
ウキ止めを付けない全誘導釣法というものもありますが、最初はウキ止めを付けて狙うタナをしっかりと決めることをおすすめです。
どれぐらいのタナで釣れるのか、水深はどれぐらいなのかなど考える習慣ができます。
全誘導釣法は便利ですが、いろんな釣り方を試していった方がいろんなシチュエーションに対応できるようになるはずです。
ウキがハリスや針の方まで落ちていかないようにする道具です。
また、ハリスが切れたときなどにウキが流れていってしまうことを防いでくれます。
さらに視認性がよくなるので海中で仕掛けがどっちに流れているのか見えやすくなりますし、ウキにアタリがでなくても魚が付けエサを引っ張ったことが分かりやすくなります。
ふかせウキゴムではなく、潮受けウキゴムという商品もあって、こちらは潮流をつかみやすくなるので仕掛けを潮に乗せて流しやすくなります。
ボラ釣りではあまり重要度は高くありませんが、ボラ以外を狙うウキフカセ釣りでは重宝します。
さらにステップアップした道具
ウキフカセ釣りといえばレバーブレーキリールです。
クロダイを釣った記念についに購入してしまいました。
購入してからは悪天候続きであまり釣りに行けてません(泣)
次に買おうと思っているチヌ竿です。
チヌ専用竿としてはエントリーモデルです。
それでも2万円以上しますが…。
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