釣り道具を買おうと思っても種類が多すぎて決めるのが大変だと思います。
私も自分の分と子供の分とで選ぶのに苦労してきました。
そこで、釣りの初心者親子である我が家で使っている釣り道具一式を紹介します。
実際に使っていて問題ないものなので安心してください。
目次
とりあえずこれがあれば安心セット
- ロッド:ルアーマチック S86ML シマノ 5000円
- リール:アリビオ 2500 シマノ 3000円
- ライン:ナイロンライン2号~3号 リールに付属
- スナップサルカン 10個入150円
- サビキ釣り仕掛けセット 100円~400円
- ちょい投げ釣り仕掛けセット 100円~400円
- アミエビブロック1kg~2kg 350円~700円
- アオイソメ 10g-100円
-
釣りの仕掛け以外で必須の道具
- 水汲みバケツ 500円~1000円
- クーラーボックスor保冷箱 300円~10000円
- タオル
- ハサミ 100円~1000円
- ペンチ 100円~3000円
とりあえずこのセットを持っていけば何かは釣れるでしょう。
何もない状態から揃えても1万円以内で済みます。
サビキ釣りをしながら、ちょい投げ仕掛けを投げ込んでおけばよほど活性が低いときでなければボウズになることはないでしょう。
超ど定番の釣りセットです。
各道具の値段について
各道具の金額について解説します。
Amazonの金額を基準にしていますが、時期によってけっこう上下しますのでお得に手に入れてください。
ルアーマチックS86ML :ロッド
ルアーマチックS86MLは安ければ4000円代で購入できます。
ただ、この記事を書いている9月現在は7500円でした。
秋は釣りのベストシーズンなので金額が高騰しています。
冬とか春前に購入すると安く手に入れられると思います。
アリビオ 2500 :リール
同価格帯ですが、ベアリング数が増えて機能はアップしています。
変わらずおすすめです。
アリビオの金額は安定していていつも3000円前後です。
たまにタイムセールなどで2500円ぐらいになります。
このリールは安くても作りはしっかりしていますので本当におすすめできます。
店頭で売っている安いリールとは違います。
私はすでに3個所有しています。
最初から3号のナイロンラインが巻かれていて購入してすぐに使えるのが初心者の方には特に良いでしょう。
3号であればけっこうな重さのおもりを使うことができます。
スナップサルカン
ダイソーでも買えますがすぐに錆びるので、なるべく釣具屋に置いてあるメーカー品を使いましょう。
メーカー品なら錆びずに何回も同じものを使えるので結果的には安くつきますよ。
さびき・ちょい投げの仕掛けセット
サルカンから幹糸・ハリス・針までがすでにセットになっているものが売っているので、最初はこういったものから始めると楽です。
ダイソー品でもちゃんと釣れるのでこだわりがなければダイソーでも良いでしょう。
ただ、錆びやすかったり針が外れやすかったりするので、やっぱり釣具屋で売っているようなセット品の方が良かったりはします。
慣れてきて釣りが楽しくなってきてからでも良いですが、釣果を求めるならちゃんとしたものを用意した方が良いかもしれません。
釣具屋に行くと1袋に仕掛けが2組入りのものを3袋でセットで400円とかで売っていたりします。
安いセットを探して釣具屋さんを歩くのも楽しいですよ。
アミエビブロック
アミエビブロックというのはアミエビというエビを冷凍してブロック状にして販売しているものです。
1kg~2kg単位で置いてあります。
お店によってですが、だいたい1kgで350円~400円ぐらいです。
使い方はサビキ仕掛けのカゴに入れたり、海水で薄めて撒いたりします。
トリック仕掛けの針につけるエサもだいたいアミエビです。
使いきれない場合や短時間というのが分かっているときは『アミ姫』という常温保存のできるチューブに入ったアミエビを買っておくと便利です。
少し割高にはなりますが、余っても次に回せるのが重宝します。
アオイソメ
超定番の虫エサで、10gで100円程度です。
半日で50gぐらいあれば足りると思います。
エサを変える頻度や魚の活性によりますが、サビキ釣りと並行してやるなら30gでも大丈夫でしょう。
アオイソメはちょい投げ釣りをするならまず選ぶエサです。
ただ最初は触るのがかなりのハードルになります。
慣れてしまえば何にも気にならなくなるのですが、私も最初は針につけるのが嫌でした。
ですが、やっぱり釣れるので頑張って克服しましょう。
どうしてもだめなら『虫エサセッター』など直接さわらなくても済む道具があります。
どんな手段でも良いので針に付けられるようにはなりましょう。
釣りの仕掛け以外で必須の道具
竿と仕掛け以外にも釣りをするなら必須の道具があります。
手を洗ったり仕掛けを変えたりとけっこうやることがあるので、忘れないようにチェックしてください。
水汲みバケツとタオル
エサをつけるときにどうしても手が汚れるので水汲みバケツとタオルは必須です。
タオルは手を拭くことはもちろんですが、魚から針を外すときにタオルを使ってつかむとすべらなくなります。
2~3枚あると良いでしょう。
注意点として、釣りで使ったタオルは臭くなります。
使い古したタオルで釣り専用にしましょう。
洗濯機にいれようものなら家族からクレームがくるでしょう。
ハサミ
ハサミはいろいろな場面で使います。
仕掛けを変えたり、アオイソメを切ったりします。
釣りで使うとすぐに錆びるのでステンレス素材のものを選びましょう。
釣具屋さんに行けばステンレスで150円ぐらいから売っています。
ペンチ
ペンチは1000円ぐらいだして買えば錆びにくくて使いやすいものがあります。
ペンチは釣れた魚から針を外すときにあると便利です。
ガン玉をつけるときにも使います。
ダイソーのペンチを使えば110円で済みますが、錆びやすいので長く続けるならステンレスで錆びにくい釣り用のものを買いましょう。
私は2種類持っていますが、ダイトウのステンレスプライヤーがシンプルで使い易いです。
クーラーボックス
釣った魚を持ち帰るならクーラーボックスを用意しておきましょう。
500mlのペットボトルに水を入れて凍らせてクーラーボックスに入れておくと何かと良いですよ。
氷を直接入れてしまうと溶けたときにびちゃびちゃになりますし、カビなどの原因になります。
魚を入れるときは、ジップロックやビニール袋に入れてからクーラーボックスに入れましょう。
魚を直接氷に触れさせないためと、臭い移りや汚れの防止になります。
我が家のクーラーボックスは容量7リットルのかなり小さいサイズですが、いまだにこれで十分です。
20cm~30cmぐらいのメジナなら10匹程度は入ります。
メジナ爆釣セット ウキフカセ釣り
- ロッド:リバティクラブ磯風1.5-530 ダイワ 8000円
- リール:アリビオ 2500 シマノ 3000円
- ライン:ナイロンライン1.75号~2号 1000円
- ハリス:フロロカーボン 1.5号 1000円
- 針:グレ針 6号 300円
- ウキ:円錐ウキ G2の浮力表示 900円
- 潮受けウキゴム 300円
- ウキ止めゴム 200円
- ガン玉 G2を針上30cm~50cm 150円
- 集魚剤:グレパワーV9 500円~900円
- 付けエサ:くわせオキアミスーパーハード Mサイズ 450円
主に湯河原海浜公園でメジナを釣っているときの仕掛けです。
竿は磯風でなくてルアーロッドでも大丈夫ですが風が強い日などは竿先をなるべく水面に近づけたいので長めの竿が良いです。
竿
ウキフカセ釣りをするならやっぱり磯竿を使ってみましょう。
長くて柔らかいので魚の引きを存分に楽しめます。
8000円前後で購入できると思います。
リール
リールは上の方でも紹介したアリビオで十分です。
道糸
磯釣りをしないのであれば1.7号ぐらいの見やすいナイロンラインがおすすめです。
1000円ぐらいのもので大丈夫です。
あまりに太いと風の影響を受けたり潮に流されすぎたりして使いずらいので1.7号から2号ぐらいがちょうど良い太さでしょう。
色もけっこう重要でイエローやピンクの見やすい色を使いましょう。
ハリス
ハリスはハリスとして売っているものでも良いですが、コスパを求めるなら320m巻いてあるフロロマイスターがおすすめです。
ハリスの定番である素材のフロロカーボンラインでの中で抜群のコスパです。
ウキフカセ釣りに使うなら1.5号がおすすめです。
針
針はグレ針が使い易いです。
チヌ針でも釣れないことはないですが、狙う魚にあった針を使う方が合理的だと思って使っています。
ウキ
遠投をしなくても釣れるので円錐ウキはMサイズです。
具体的には『デュエル TGウェーブマスター』シリーズが使い易くておすすめです。
潮受けウキゴム
ウキストッパーです。
ウキがハリスまで落ちていかないようにします。
また、潮の流れを受けて仕掛けを自然に潮流に乗せることもできる便利な小物です。
ウキ止めゴム
ウキ止めはいろんな種類がありますが、キングウキ止めゴムが使いやすいです。
道糸を傷めずらくあとから結び直せるので仕掛けを変えるのも簡単です。
さらに200円ぐらいで40本も入っているのでコスパも良いです。
ガン玉
ガン玉は何種類か揃えておくと役立ちますよ。
ヨーヅリのガン玉が使い易いですが、これは釣具屋さんで買ったほうが安く買えます。
店頭だと150円前後で入手できるので無理にネットで買わなくても良いと思います。
集魚剤
狙う魚種に合わせて選べばOKです。
私が初めてメジナを釣ったときはグレパワーV9でした。
今はほとんど使っていませんが、やっぱりメーカー品は良く釣れましたよ。
今はオリジナルコマセでバンバン釣ってます。
つけエサ
つけエサは使い易いのはパックで売っている加工オキアミです。
私は冷凍ブロックのオキアミを買ってきて、つけエサの分だけ取り分けて使っています。
生の解凍しただけのオキアミと釣行直前までみりんにつけた『みりん漬けオキアミ』をよく使います。
冷凍ブロックのオキアミがないときはパックの加工オキアミとオリジナルコマセで釣ります。
ウキフカセ釣りに必要な小道具
- バッカン 2000円
- マゼラー 500円~
- マキエ柄杓 200円~
- 柄杓立て 250円~
ウキフカセ釣りには竿やリールと仕掛け以外にも、エサを撒くための道具が必要になります。
バッカンがあると使い易いですが、バケツでもよいです。
専用のマゼラーかスコップなどのコマセを混ぜる道具を用意しましょう。
さらに柄杓があると遠投ができたり少量ずつ撒けるので必須と言ってもよいでしょう。
柄杓立てがあるとバッカンにつけられるので便利になります。
この中でも柄杓はいろんな種類がありこだわると楽しい道具でもあります。
シンプルに楽しめるヘチ釣りセット
- ロッド:ルアーマチック S80L
- リール:バトルフィールド黒鯛 BK80NR
- ライン:ナイロンライン 1.75号~2号
- ハリス:フロロカーボン 1号~1.5号
- ガン玉:B~4B
- 針:チヌ針1号~3号
ヘチ釣りは岸壁や堤防の際にエサをつけた仕掛けを落としていく釣りです。
投げる必要がないので道具と仕掛けがシンプルです。
タイコリールさえ持って行けば他の釣りの合間に楽しむこともできるので揃えておくと釣りの幅が広がりますよ。
リール以外は他の釣りで使っているものを代用できるのがほとんどです。
ヘチ釣り専用のタイコリール
魚はけっこう足下にいるものです。
ヘチ釣りは落としている途中にアタリがあったりしますし、釣り方としても落として上げて移動しての繰り返しなのでスピニングリールだと少々やりずらいです。
そこで専用のタイコリールを使うとかなりヘチ釣りがやりやすくなります。
でも、普通の釣り道具以外にまた増やすのが嫌だなーなんて思った方へ朗報です。
バトルフィールド黒鯛というプロマリンが販売しているリールは3000円強で購入できます。
さらに安くても評価は高いのでとりあえずヘチ釣りをしてみたいという方は『バトルフィールド黒鯛』をおすすめします。
リールは専用のタイコリールの方が断然やりやすいですが、竿は先調子であたりのとりやすい軟調子(やわらかめ)であれば代用は効くので自分がもっている中で一番やわらかい竿を使用すれば何とかなるでしょう。
以前にシーバスロッドのミディアムハードで挑戦してみましたが、あたりがとりずらく釣りずらかったです。
専用の道具を揃えることもできます
ヘチ釣りは専用のリール以外にも専用の竿があります。
基本的には30000円前後する高価なものが多いですが、有名メーカーで10000円ぐらいで手に入るヘチ釣り専用竿もあります。
ボウズは絶対に嫌なときに持っていくセット
竿やリールは何でも良いですが、コマセを撒きながらトリック仕掛けを使えばかなり釣れる確率をあげることができます。
さらにちょい投げ仕掛けにアオイソメをつけて置き竿にしておけばさらに確立アップです。
- オリジナルコマセ
- アミエビブロック 2kg
- アオイソメ
- トリック仕掛け
- ちょい投げ仕掛け
釣りを助ける小物たち
必須道具ではないですがあると便利な道具です。
- タックルボックス
- 偏光グラス
- ハピソンの針結び器
- 洗濯バサミ
- 空のプラケース
- キャリア
- まな板 100均
- うろこ取り 100均
- キッチンバサミ 100均
タックルボックス
3000円前後で購入できます。
親子で釣りに行くので大きいサイズを使っています。
とりあえずこのボックスを持っていけば何通りかの釣りはできるように準備しています。
偏光グラス
子供用で1500円ぐらい、大人用でも2000円ぐらいであります。
偏光グラスは白内障の予防になるのでなるべく用意しましょう。
釣りは海面を眺める時間が長いので紫外線など目へのダメージが心配です。
特に子供を連れて行くなら用意するようにしましょう。
偏光グラスを使うと海中の魚の動きがよく見えるようになるので、釣り自体も格段に楽しくなります。
ハピソンの針結び器
3000円~4000円とけっこう高いですが、あると超絶便利です。
ウキフカセ釣りのときよく使います。
針のサイズを小さくしたり、ハリスが切れてしまったときに針を結び直したりとかなり重宝しています。
もうこれなくしては針交換ができません!
洗濯バサミ
タオルやゴミ袋が風で飛んでいかないように三脚やキャリアなどにつけておきます。
地味ですが、けっこう活躍してくれます。
空のプラケース
空のプラケースを1つ持って行き、使った道具をまとめて入れて持って帰ります。
自宅に戻ったらこのケースに入っている道具だけを洗えばよいので分かりやすいです。
海水や汚れが使っていない道具にうつるのを防げるので良いですよ。
キャリア
釣り場は駐車場から遠いことが多いので荷物をまとめて運べるキャリアかキャリーカートがあると便利です。
特に子供がいると荷物が増えるし、運んでくれるわけでもないし。。。
キッチンバサミとまな板とうろこ取り
我が家では釣れた魚は現地で内臓とうろこを取ってから持ち帰ります。
美味しく食べるためと自宅のキッチンをなるべく汚さないためです。
これだけでも自宅のキッチンの汚れをかなり防げますのでおすすめです。
ダイソーのでも良いので持って行ってみてください。
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