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予防接種の副反応

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目次

副反応とは?

予防接種は、ウイルスや細菌から作ったワクチンを注射などで体内に取り込みます。軽い病気のような状態にして免疫をつくるため、熱が出たり接種した部分の皮膚が腫れるなどの症状がでることがあります。これが副反応と呼ばれるものです。

生ワクチンの場合は接種後3週間、不活化ワクチンでは24時間ほどは副反応の出現に注意して観察しましょう。

副反応がでたとしても、そのほとんどは2~3日で自然に消えてしましまいます。副反応が怖いからといって予防接種を避けてしまうことがあるかもしれませんが、熱が出たり接種部位が腫れたりするのは一時的な症状で、実際に病気にかかったリスクに比べると症状が軽く、重度の副反応はきわめて稀なケースです。

万が一重篤な副反応が起きてしまったら

定期接種の場合

「予防接種健康被害救済制度」の対象となります。
予防接種健康被害救済制度とは、予防接種の副反応によって健康被害が生じた方を救済する制度です。健康被害を受けた原因が予防接種だと厚生労働大臣が認定した場合に市町村より給付が行われます。

給付されるのは、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料、遺族年金、遺族一時金です。請求の様式などは厚生労働省のサイトを御覧ください。

厚生労働省 予防接種健康被害救済制度

任意接種の場合

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構によって救済されます。
任意の予防接種を受けたことによる健康被害は「予防接種健康被害救済制度」の対象ではありませんが、医薬品医療機器総合機構が事務手続きを行なっている「医薬品副作用救済制度」「生物由来製品感染等被害救済制度」の対象となります。

給付請求や給付手続きも医薬品医療機器総合機構が行なっています。給付の種類は、疾病に対する医療費、医療手当、障害に対する障害年金、障害児養育年金、死亡に対する遺族年金、遺族一時金、葬祭料の7種類があります。

詳しい制度や手続きについては医薬品医療機器総合機構のホームページを御覧ください。

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

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