初心者でもキャンプを楽しむ方法

初心者でもキャンプを楽しむ方法

初心者でもキャンプを楽しむためには、キャンプ場の選択と、アイテムの選び方が重要なポイントですね。

　まずキャンプ場の選択ですが、無料と有料があります。無料はその名の通り料金が一切かからないものですが、その分設備が整っておらず、中級～上級者向けとなっているため、初心者は有料を利用するほうがいいでしょう。

有料はお金がかかる分、サイトも綺麗に整備されているものがほとんどですし、自動販売機や道具のレンタルなども充実しています。またシャワーや場所によっては温泉も完備されており、最低限の道具さえそろえれば始めることができます。

　アイテムの選び方については、テント、寝具、調理器具の３つが挙げられます。
　まずテントですが、人数との関係が重要です。例えば3人で利用するとすれば、テントは必ず＋1名の余裕を見て4人用のテントを使うことです。これは荷物を置くスペースを確保するためで、3人用のテントだと荷物を置く場所がほとんどなくなるためです。

　次に寝具ですが、寝袋とマットがあります。初心者は寝袋にお金をかけてマットをおろそかにしがちですが、快適に寝るためにはマットにお金をかけるべきです。
マットが安物だと下の芝や土の感触がダイレクトにあたり背中が痛くなります。予算が許すのであれば、有名メーカーのエアマットや低反発マットをお勧めします。

寝袋は中の綿がフェザーと化繊の2種類に分けられます。フェザーは軽くて暖かいのですが、水濡れに弱いため、車の利用で荷物に余裕があるのであれば、値段も安いので化繊のもので十分です。

また寝袋は対応の温度によって種類が分けられますが、迷ったときは寒さに耐えられるものを選ぶのをお勧めします。熱くなれば寝袋は脱げばいいですが、寒くなると眠れなくなるためです。

　最後に調理器具ですが、これは作る料理によって変わってきます。初心者でまずキャンプの雰囲気を楽しむのであれば、最初はレトルト食品を温めるだけでも大丈夫ですので、コンロと鍋があれば十分です。醍醐味である炭火を使ってバーベキューをしたいのであれば、最初はレンタルで炭とコンロを貸してくれる場所を探して、レンタルで初めてみるのがお勧めです。調理器具に関しては荷物がかさばりますし、揃え始めればキリがないので揃えるのは最後でもいいです。

　初心者がキャンプを楽しむためには、肩ひじ張らず、まずテント・寝袋・マットの3点を揃えて、その他の調理器具はレンタルを使って初めてみることがお勧めです。それから必要になってくれば徐々に揃えていけば大丈夫です。