キャンプ場へ着いてまず何から始めるかというと、ほとんどの人がテント張りでしょう。
どこに何を置いてテントをどこに張るのかを決めるのがサイト作りです。
目次
重要なサイト作り
テントを張る場所を決める
初めてのキャンプで初心者が失敗しがちなのは、サイト作りです。
まず、キャンプ場についたら、どこにタープを設置し、どこにテントを張り、どこでBBQをするかを決めます。
特に決まったルールはありませんが、風が強い時などは、風を遮るようにテントを張ったり、タープの位置を工夫しなければなりません。また、テントは、完全に平な場所に張るようにしましょう。
わずかな斜面であっても、寝てみると、気になるものです。また、切り株や根っこなどがないのも重要な要件です。
平で、切り株などの突起物がない場所を決めたら、石をどけましょう。切り株、根っこと同様に石があると痛くて寝られないばかりか、テントの底に穴があく場合もあります。
場所が決まったら
場所を決めたら、テントを張る前にグランドシートを敷いて、くまなく寝転がってみるといいかもしれません。
グランドシートはテントに付属している場合もありますが、ない場合には、ホームセンターなどで売っているブルーシートでも構いません。
ただ、ブルーシートは、繊維を編みこんだ布なので、地面から湿気がテントに上がってきます。やはり、専用のものを用意したほうがいいでしょう。
グランドシートを敷いて、寝転がってみると、気を付けていたつもりでも小石が残っていたり、斜面が気になったりするものです。良い場所が取れない場合には、寝袋の下に敷くマットを用意します。
マットは、地面からの冷気や湿気を遮断してくれる重要な装備の一つですので、妥協せず、良いものを選ぶようにします。
焚き火の準備
最後に初心者にとって難しいのは、火起こしです。
薪や炭に火をつけるのは、慣れが必要になります。格好よくマッチ一本で火をつけるのは簡単なことではありません。
火がつかないときのことを考え、着火剤を持っていくと安心です。
キャンプ場の夜に焚き火を囲んで団らんするのは、最高のシーンですが、キャンプ場は自然の中にありますので、虫が寄ってきます。女性でなくても、虫が飛んでくるのはあまりいい気がしません。
ランタンを使いこなす
虫が寄ってこないような環境を作るにはランタンを工夫します。
虫は、青い光を好んでよってきますので、白いランタンとオレンジ色のランタンの二つを用意します。
白いランタンは、テント、タープから少し離れた位置に置き、明るめにします。オレンジ色のランタンは、タープ下などにおきます。すると、虫は白いランタンに集まり、人間がいるタープにはよってきません。
以上が初心者でも失敗しないキャンプのコツと装備です。
装備品のまとめ
- テント
- タープ
- グランドシート
- マット
- 寝袋
- 着火剤
- ランタン
- チェア