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思い出のバイク旅行記 ~福岡から神奈川へバイク旅~

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旅行記
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SR400

今回は私が人生でTOP5に入るほど印象に残っている旅をご紹介します。

私が23歳のころの旅なんですが、九州の福岡県から関東の神奈川県までを移動手段はバイクのみで走り切るというものです。

目次

当時の愛車はSR400

福岡から神奈川まで走り切ったのは大学時代から乗っていたヤマハのSR400というバイクです。

1日目 福岡県春日市から下関まで

出発地は福岡県の春日市です。

スタート地点

↑ここは当時住んでいたアパートの駐車場です。ここから長い旅の始まりです。

まずは九州を脱出し本州に入る際の玄関口である下関の関門海峡を渡ります。

主に九州自動車道を使って下関を目指します。

福岡を抜けるのに時間がかかってしまい、下関に着いたのは夜になってしまいました。

1泊目は下関市内のビジネスホテルでした。

関門橋

下から見上げた関門橋

下関SA

下関SA

バイクで泊りがけの旅行が初めてだったので、ふわふわするような不思議で楽しい時間でした。

2日目 下関から今治市

2日目はあいにくの天気でした。雨が降ったり止んだりとバイク旅には一番やっかいな天気でした。ひたすらと東を目指して国道2号を走ります。

山口県を走っていたときですが、不思議なゴルフ練習場を見つけてしまいました。

ゴルフ練習場

中に入ったわけではないので詳しいことはわかりませんが、どうも池の中にボールを打ち込むみたいなのです。

水に浮くボールを使っているわけではなさそうなのでどうやって回収するのだろうと、場違いな疑問を抱いてしまいました。

山口県防府駅

山口県防府駅

ひたすら国道2号を東へ進んでいたらJRの駅を発見です。もちろん聞いたことのない駅名でした。

この旅を始める前に用意していた地図が『ライトマップル 全日本道路地図』という、たった1000円の大雑把な地図しかなかったので、そろそろ限界に感じて町の本屋さんで『ツーリングマップル中国・四国』というバイク乗りのためにある地図をゲットしました。

この地図は走って楽しい道路や、観光情報も載っていたのでとても参考になりました。

地図をゲットしたので早速活用してみます。

走っていたところからそう遠くないところに錦帯橋があるということだったので寄り道してみました。

錦帯橋

錦帯橋

きれいなアーチを描いている写真がうまく撮れました。また、川の対岸の桜がキレイだったので、ゴールデンウィークに行くと錦帯橋と桜の両方を楽しめそうです。

錦帯橋の桜

錦帯橋の桜

錦帯橋を観光したあとは広島県に入りました。

走行中にせっかくなので四国も楽しもうと思い、広島の尾道市から愛媛県の今治市までをつないでいる『しまなみ海道』を目指します。

しまなみ海道は向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島などの島を通過しながら、海を渡っていく景色もなかなか素晴らしい道路なのですが、このあたりから雨足が強くなってきて写真撮影どころではありませんでした。

残念ですし心残りですが、当時の私は雨の上に夜で暗く見通しのよくない状況で高速道路を走るの必死でした。

なんとか、無事に今治市のビジネスホテルに辿り着くことができて、2日目は今治市で宿泊です。

今治市といえば最近は『バリィさん』で有名ですが、当時はまだゆるキャラブームなどなかったのでもちろんいませんでした。

3日目 今治市から神戸

3日目の朝はホテルのフロントからの電話で目を覚ますという失敗をしてしまいました。

やはり、2日間バイクで走りっぱなしというのは疲れるようで目覚まし時計にも気づきませんでした。

チェックアウトを済まして外にでると雨はすっかり止んでいてバイク日和になっていました。せっかくなので観光してみました。

地図を開いて最初に目に入ったのは今治城だったので早速向かいます。

今治城

今治城

今治城正門

今治城正門

観光を終えるとお腹が空いてきたのでお昼休憩は『道の駅今治湯ノ浦温泉』です。

ここは全国でも珍しいセルフの温泉スタンドがありました。100円で100リットルも買えるようです。

ただ、この施設に入浴できるところはないようでした。残念。

愛媛菜の花畑

菜の花畑

愛媛県を走っているときの風景です。あまりにキレイだったのでパシャリ。場所はわかりません…。

海沿いの道はほぼ単調で飽きてきたので山道へ行こうと思い、少しコースを変えました。国道11号からそれて国道319号へ。山道を楽しみながら『金砂湖』という湖を目指します。かつて砂金を採集していた湖だそうです。

金砂湖

金砂湖

金砂湖

ここまで来て自分の失敗に気づきました。

気づいたのは神奈川にたどり着いてからなのですが、なんとバイク旅なのに自分の愛車を写真に入れてなかったのです!

本当になんて鈍かったのだろうと思います。

愛車

なんとか探して1枚だけ見つけました。なんでもないところで撮った1枚です。

3日目は寄り道をしすぎて全然距離を稼げてなかったので、その日のうちに四国を脱出して本州に戻るという予定が危ういことにようやく気づきました。

ここからは、観光は無視してひたすらバイクを走らせます。もう、お尻が痛くて乗っているのも辛かったです。

走ることに専念した結果、なんとか鳴門大橋にたどり着いたのですが、すでに日が沈みあたりは真っ暗です。

有名な渦潮が全く見えません!しまなみ海道を渡ったときは雨でしたし、橋を通るときには景色を楽しむことができませんでした。

鳴門大橋を渡り淡路島を通過して夜11時ごろに神戸市内に入ることができました。

この日は人生で初めて『カプセルホテル』に泊まりました。

1泊風呂付きで3000円と激安でした。

寝るところは少しせまいですが、テレビもついてますしまあまあ快適でしたね。

神戸まではあまり高速道路を使わずに周りの風景などを楽しみながら来ていたのですが、この先の地図を見ていて心が折れてしまいました。

だいぶ疲れも溜まっていたので残り半分の道程は高速道路で行ってしまうことにしました。

大阪や名古屋など魅力的な街を観光できないのは残念ですが、大都市を走るのは時間がかかると自分に言い聞かせ高速に乗ってしまいました。

4日目 神戸から神奈川県相模原市

ここからは早かったです。

神戸から東名高速道路に乗って、神奈川の厚木出口までは休憩を入れながらで約10時間でした。

各パーキングエリアで写真ぐらい撮れば良かったのですが、そんな気力もなくただただ距離を消化するような1日になってしまいました。

最後、静岡県を抜けて神奈川に入ったときはようやく帰ってきた~って感じでした。

まとめ

何年かたって振り返ると本当に贅沢な旅をしたな~って思います。

福岡県から神奈川までをバイクで走るというのは一生で一度しかできないのではないでしょうか。貴重な経験でしたね。

もし、もう一度こんな旅ができるとしたら、今度は神奈川から北海道までを走ってみたいです!神奈川を中心に日本を縦断!っていう夢が増えちゃいましたね。

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