我が家で飼育している生き物の1種類であるアマガエルの『半自動エサやり機』を作成しました。
アマガエルの特性として動かないエサはあまり食べないというのがあります。
ですが、いつも新鮮なエサを用意するのは大変なので冷凍コオロギや弱ってほとんど動かない虫でもアマガエルが飛びつくような半自動エサやり機を作ってみました。
目次
アマガエル半自動エサやり機の概要
- 死んでいる虫でも動いているように見せる
- 水槽の大きさに合わせて高さを変えられるように素材を選択
- コンパクト設計
- 屋外で使用できるように生活防水設計
- 電池で動くモーター駆動
- 便利なON・OFFスイッチ
- 簡単で安上がりな自由研究としても提出できる設計
半自動エサやり機なので常時設置しているわけではなく、エサをあげるときだけ使用するのでコンパクトなものを目指しました。
また、屋外でも使用できるように多少のほこりや水は防げるようになっています。
電源がいらないように電池で駆動して、かつ早すぎない動きを実現するためにタミヤのギアボックスが最適でした。
エサやりに成功した瞬間を撮影
アマガエル半自動エサやり機を作成して最初のトライで見事に成功しました。
コオロギを確認してロックオンしている様子から飛びついて食べる瞬間までしっかりと記録に収めることができました。
完成写真
作業工程
- 四速クランクギアーと電池ボックスを組み立てる
- タッパーに取り付けるための穴をあける
- 回転するクランクの部分を通せるように穴をあける
- 四速クランクギアーと電池ボックスをはんだ付けする
- タッパーに四速クランクギアーと電池ボックスを取り付ける
- クランクギアーからでているシャフトの部分に針金をつける
- 針金の先端にクリップをつける
四速クランクギアーと電池ボックスを組み立てる
まずは購入したものを説明書通りに組み立てます。
タッパーに取り付けるための穴をあける
タッパーのどの部分に取り付けるかを決めて穴をあける。
この工程は最後の完成度を左右するので慎重にやりましょう。
四速クランクギアーと電池ボックスをはんだ付けする
半田づけはしなくてもよいです。
胴線をモーターと電池ボックスの金属部分に取り付けてくるくると巻き付けておけばある程度は大丈夫です。
長く使いたいとか、すぐに壊れるのが嫌な方は半田づけをしておきましょう。
タッパーに四速クランクギアーと電池ボックスを取り付ける
穴をあけた部分に取り付けます。
ビスはそれぞれ付属のものを使えば大丈夫です。
クランクギアーからでているシャフトの部分に針金をつける
シャフトの部分に針金を取り付けるのですが、四速クランクギアーのセットにプラスチックの穴のあいた部品がついてきますので、そちらをそのまま使ってしまって大丈夫です。
針金の先端にクリップをつける
クリップはなるべく小さいものを選びましょう。
エサを食べるのに邪魔にならないようなサイズならどれでもOKです。
作成時間
実際の作業は1時間もあれば完成します。
ギアーボックスとスイッチボックスを組み立てて、タッパーに穴をあけて
材料
作業はもちろん大事ですが、一番大事なのはこの材料の選定です。
なのでこの通りの材料を買ってしまえば同じものができます。
必要な方はかなり限られているでしょうが・・・(汗)
- 四速クランクギアーボックス タミヤ
- 電池スイッチボックス タミヤ
- 銅線
- 針金
- クリップ
- タッパー 蓋つき
タッパーは写真の様なものがギアボックスを取り付けやすいと思います。
タッパーの横側に向けて取り付けるのでタテが深いタイプを選ぶと良いでしょう。
クリップはなるべく小さいものを取り付けるとカエルが食べやすいです。
胴線は電池ボックスについているものでも良いですし、ご家庭にあるやつでも大丈夫です。
作成にかかった費用
- 四速クランクギアー 500円
- 電池ボックス 300円
- タッパー 110円
新たに買い足したのは上記の3点だけなので約1000円です。
工具類は持っていたので今回は購入してませんが、半田ごてやピンバイスを購入するとなると、追加で2000円ぐらいはかかるかもしれません。
タミヤの四速クランクギアーを選んだ理由
今回の工作でタミヤの四速クランクギアーを選んだのは、回転数を選択できるからです。
そのなかで一番の低速になるように作りました。
30秒で1回転するので、カエルが狙いを定めて飛びつくのにちょうど良いスピードなのではないかと思います。
使用した道具
- プラスドライバー
- ピンバイス (穴を開ける工具)
- 半田ごて
- ペンチ
半田ごて以外はダイソーなどの100円ショップで手に入ります。
半田ごても一応はダイソーに置いてありますが110円ではなかったと記憶してます。
まとめ
自分たちで考えて作ったものが、成功したときは感動しました。
モノづくりの楽しさを簡単でシンプルなものでも感じることができるのでお子さんと一緒にやってみることをおすすめします。
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