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湯河原海浜公園初心者スペシャルタックル
我が家では釣りを始めて以来いつくかの釣りスポットへ行きましたが、今でも通っているのは湯河原海浜公園と平塚新港です。
湯河原海浜公園へ行くときは基本的にはウキフカセ釣りをします。
初めてウキフカセ釣りに挑戦したのも、メジナを初めて釣ったのも湯河原海浜公園です。
それから多いときは1日で15匹のメジナを釣ったこともあります。
行けばコンスタントにメジナが釣れるのでいつもワクワクしながら向かいます。
そんな初心者に毛が生えた程度の私たち親子が使っているタックルと柄杓やバッカンなどの道具も合わせて紹介します。
ウキフカセ釣りをやってみたいけど道具が多すぎて選べないという方や、考えるのが面倒だから手っ取り早く教えてくれという方には参考になると思います。
実際に使っていて何匹もメジナを釣ったことがあるので間違いないですよ。
名付けて『湯河原海浜公園初心者スペシャルタックル』です。
これをベースに竿をもうちょっと細く(号数をさげる)したり、リールをレバーブレーキ付きの良いやつにしたり変更していくと、釣りの醍醐味を味わいやすくなります。
竿と仕掛け
- 竿 :ダイワ リバティクラブ磯風 1.5-53
- リール :シマノ アリビオ 2500
- ウキ :DUELL ウエーブマスター 浮力 G2 Mサイズ
- ライン :シマノ BASIS磯 1.7号
- ハリス :シーガー フロロマイスター 1号
- ハリ :がまかつ 掛かりすぎ口太 6号
- ウキ止め:SASAME ウキ止めゴム お徳用パックSS
- ふかせウキゴム イエロー
- シモリ玉 Sサイズ
- ガン玉 2号
迷って決められないという方や何にも分からないという方は上記のセットを準備して頂ければ間違いありません。
竿とリールのメーカーを揃えたいなら竿はシマノの『ホリデー磯』でも大丈夫です。
正直、竿はルアーロッドでもOKです。
我が家は初めてのウキフカセ釣りはルアーロッドでした(汗)
ただ、ウキフカセ釣りを楽しむにはやっぱり磯竿が良いです。
20cmクラスのメジナでも釣れると竿が弧の字を描くので釣りをしていて楽しいです。
磯竿の選び方
私が使っているのは『リバティクラブ磯風 1.5-53』です。
数字の意味は「1.5」は号数で1.5号となり、「53」は5m30cmという長さを表しています。
1.5号の意味は使用できるハリスの上限の太さを表示しているのですが、要するに竿の強さだと思って大丈夫です。
この号数を下げると竿が軟らかくなり、しっかりと曲がって粘りはあるのですが、強引に魚を寄せるということが難しくなります。
また、使用できるハリスも細くなるので強引にやりとりすると切れてしまいます。
ですが、上級者ほど号数を下げた竿を使用して釣りをしています。
それはなぜかというと、魚とのやりとりが面白くなるからです。
魚を上手く誘導して寄せてこないと釣りあげることができないので、テクニックが必要になります。
その分、釣りあげたときの満足感が上がるのです。
1.5号の磯竿は防波堤や釣り公園で使用するにはけっこう強いほうになります。
私は過去に60cm前後のボラ数匹をこの1.5号の竿で釣っています。
ほぼ初心者でテクニックのない私が釣れたので竿のおかげだと思っています。
長くなりましたが、結論は湯河原海浜公園なら1.5号で十分です。
むしろ、0号や06号でも良いと思いますが細い竿というのは初心者向けにはあまり販売されていないので安くても20,000円以上はします。
ですので、初心者スペシャルタックルとしては『リバティクラブ磯風』をおすすめします。
シマノの『ホリデー磯』もほぼ同スペックなのでどちらでも大丈夫です。
竿の長さの選び方
竿は長いほど重くなり扱いが難しくなります。
短いほうが軽く扱いは簡単です。
長い竿を使うメリットは何かと言うと初心者の私でも感じるのは、竿先を海面に近づけることができるという点です。
風が強いと道糸がどうしても風の影響を受けます。
道糸が風に吹かれるとその先につながっているウキ、ハリス、針、付けエサも引っ張られてしまいます。
コマセと付けエサをなるべく同じように漂わせたいのに針のついているエサだけが不自然に動いてしまいます。
それをなるべく防ぐために竿先をより海面に近づけて風の影響を最小限に抑えられるのが長い竿のメリットです。
他にもハリスを長くできるとか、足元の張り出した根をかわせるとか言われていますが、湯河原海浜公園では関係ありません。
結論は湯河原海浜公園だけで使うなら4mの竿でも5mの竿でも大丈夫だということです。
短い方が軽くて扱いは簡単なので初心者には4m前後がおすすめです。
ただ、防波堤などでも足元にテトラが張り出しているようなところで釣りをする機会があるなら長めを検討したほうが良いです。
アリビオは廃盤へ⇒後継機種はシエナ
私が愛用しているリールのアリビオが廃盤になるようです。
アリビオの後継機種として『シエナ』が発売されています。
価格帯はほぼ同じですが、ベアリング数が増えて機能としてはアップしています。
シマノのリールは安くても機能は十分なので今後はシエナを選べば間違いないと思います。
リールの選び方
リールは湯河原海浜公園でフカセ釣りをするなら2000番台から3000番台のものを選んでおけば他の釣りにも使える汎用性があるのでおすすめです。
選び方の基準は1.7号のナイロンラインを150mぐらい巻けるものとして2000番台から3000番台にしています。
商品紹介リンクにしている『C3000』というのは3000番台だけどスプールヘッドがコンパクトですよっていう意味です。
2000~3000番台を購入しておけば『ちょい投げ釣り』や『サビキ釣り』にも不自由なく使えますよ。
針サイズの選び方
針もラインと同じで小さいほうが軽いので付けエサの動きが自然に近くなります。
湯河原海浜公園では4号・5号・6号のグレ針を用意しておけば大丈夫です。
私は基本的に6号から始めて食いが渋かったらサイズを下げます。
6号でも今までは十分に釣れましたが、積極的に5号や4号にサイズ変更をしたらもっと釣れたのかもしれないとは思います。
どうしても面倒になってしまいサイズ変更を怠ったりします。
これは伸びしろと前向きにとらえて今後の課題にしたい思います(汗)
セッティング
- ハリスの長さ :1ヒロ弱 (1m50cm~1m60cm)
- ウキ下 :1m50cm~2m
- ウキの浮力 :G2 Mサイズ or Sサイズ
- ガン玉 :ハリ上30cm~50cmにG2を1つ
- 針サイズ :グレ針6号 たまに5号
ハリス
ハリスはいつも1号のフロロカーボンラインを1ヒロ弱(1m50cm~1m60cm)です。
1.5号でも釣れますがハリスやラインは細い方が釣りには有利だそうです。
ラインが細いことによって、風や潮の流れの影響を受けにくくなり付けエサが海中でより自然に近いようすで漂ってくれます。
ウキ下の設定とウキの選び方
ウキ下は状況に合わせて長くしたり短くしたりしますが、釣れるときはほとんど『ウキ下=ハリス』といった感じで釣れます。
ウキの浮力はいつも『G2』でサイズは『Sサイズ』か『Mサイズ』です。
湯河原海浜公園ではほとんど遠投することがないので自重が軽いSサイズやMサイズを使います。
使い分けは風が弱ければSサイズで向かい風の影響を受けるなーと感じたらMサイズにしています。
ですが、初めのころはMサイズしか持っていなかったのですが十分に釣れましたよ。
ガン玉
ハリの上30cm~50cmのところにG2のガン玉を打ちます。
強風のときはウキの浮力を2Bや3Bにして重めのガン玉を使いますが、そもそも強風予報のときは行きません。
初心者には風が強いときの対処法は難しいので釣りを諦めます。
数が釣れたときはだいたい同じセッティングです。
上記の通りに仕掛けを作れば釣れるはずです。
小道具
- バッカン
- エサ入れ
- 柄杓
- 柄杓立て
- コマセミキサー
- 針結び器
- ブラシ
- ハサミ
- ペンチ
- ウロコ取り
- キッチンバサミ
- まな板
- クーラーボックス
- ゴミ袋
- タオル
- 洗濯バサミ
- 水汲みバケツ
小道具の紹介はこちらへ⇓
付けエサ
針につけるエサは生オキアミです。
我が家では冷凍ブロックのオキアミ3kgを買ってきて、それを4等分します。
その4等分のうちの一つが1日分です。
解凍してから付けエサ用に十分に取り分けてから余った分だけをコマセに入れます。
加工オキアミ特に買わなくても釣れますが、使い勝手はかなり良いです。
冷凍オキアミを解凍した生オキアミと加工オキアミを両方とも用意できるなら、あったほうが間違いなく良いです。
加工オキアミを用意するときはいつも『マルキュー くわせオキアミ スーパーハード Mサイズ』です。
針に刺すときに身崩れしずらくて使いやすいです。
生オキアミはどうしても柔らかくて針につけるときに失敗することがあります。
コマセ
コマセは超節約バージョンと手抜きバージョンと本気バージョンがあります。
どのバージョンでも釣果がはっきりと変わったということはありません。
超節約バージョンで10匹以上も釣れたときがありましたし、本気バージョンで行ってメジナ2匹だったということもありました。
集魚剤はグレ用というのを選べばよいのですが、特におすすめは『グレパワーV9』です。
昔から販売されていて実績十分です。
私も市販の集魚剤を購入するときはいつもグレパワーV9です。
以前はネット販売より店頭の方が安いことが多かったのですが、最近は何個をセットで買えばネットの方が安かったりします。
これは良く行く釣り具屋の値段と見比べて購入してください。
超節約バージョン
- ヌカ
- 牡蠣殻石灰
- フィッシュアミノ7
- オキアミ
コマセにオキアミを入れますがあくまで付けエサ用の余った分を入れただけです。
超節約バージョンと言ってもヌカをたくさん貰ってくることができればバッカン満杯のコマセが出来上がります。
手抜きバージョン
- ヌカ
- 牡蠣殻石灰
- グレパワーV9
- オキアミ
ヌカがあまり残ってなかったのですが、あえて探しに行くのも面倒なのでグレパワーV9を1袋混ぜました。
釣果は節約バージョンよりは安定しているように感じます。
本気バージョン
- グレパワーV9
- ヌカ
- 牡蠣殻石灰
- 鶏用配合飼料
- 麦
- オキアミ1.5kg
- フィッシュアミノ7
用意した材料を全て投入しました。
グレ釣りに有効だと思われるものは全て入れましたが、湯河原海浜公園ではここまでする必要はないと思われます。
超節約バージョンでも数は釣れますし、湯河原海浜公園で釣れるMAXサイズは30cmらしいのでコマセの材料を良くしたところでサイズアップが期待できるものでもありません。
私のおすすめは超節約バージョンか手抜きバージョンです。
集魚剤を1袋ぐらいなら買っても良いかなーという方は手抜きバージョンでOKです。
本当に節約したいという方は超節約バージョンでコマセを作ってください。
コマセの撒き方
針にオキアミをセットした状態でまずはコマセを2~3杯同じところを狙って撒きます。
仕掛けをコマセを撒いた地点より遠くに着水するように投入します。
着水したらゆっくりで良いのでコマセを撒いた地点までウキがくるようにリールを巻きます。
この作業をするとハリスが真っすぐになり、釣れやすい状態になります。
狙いの場所まで仕掛けを巻いてきたら、さらにコマセを撒きます。
コマセの撒き方は奥が深いですが、最初は三角形になるように撒きましょう。
その三角形の中心にウキが来るように撒ければ合格です。
コマセが思った通りに撒き終わったら、ウキの動きをじっと見つめます。
すると、すーーっとウキが海中に引き込まれていく瞬間がきます!
まさにこの瞬間がウキ釣りの醍醐味です!
ある程度まで海中に沈んでいったら軽く合わせをいれます。
針に掛かったことが確認できたら弧の字に曲がる竿を見ながら慎重にリールを巻いて寄せましょう。
まとめ
今回の記事で紹介した道具があれば湯河原海浜公園で間違いなくメジナが釣れるでしょう。
ただ、釣れなかったとしても1回で諦めないで2度3度と挑戦してください。
我が家の湯河原海浜公園での勝率は7割程度だと感じているので3回行けば間違いなくメジナが釣れるようになると思います。
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